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PTCライセンスサーバーのベンダーデーモン(ptc_d)が使用するポート番号を固定する方法

FAQ

2020年06月12日

PTCライセンスサーバーのベンダーデーモン(ptc_d)が使用するポート番号を固定する方法

PTCライセンスサーバーのベンダーデーモン(ptc_d)が使用するポート番号を固定する方法

CreoなどのPTC製品が使用するlmgrdを使用したPTCライセンスサーバーでは、デフォルトでlmgrdがポート番号7788を使用しますが、ベンダーデーモンであるptc_dはポート番号の指定が無いためランダムなポート番号が割り当てられます。ファイヤーウォールの設定などが必要な場合はptc_dの使用するポート番号を固定する必要があります。本記事ではlmgrdを使用したPTCライセンスサーバーで、ベンダーデーモンptc_dが使用するポート番号を固定する方法をご紹介します。

ptc_dが使用するポート番号を固定する方法

  1. flexnetフォルダ内にあるlicensingフォルダを開くと使用しているライセンスファイルである「license.dat」があります。このlicense.datファイルをメモ帳のようなテキストエディタで開きます。
    license.datファイルをメモ帳などのテキストエディタでオープン
  2. DAEMONから始まる行を見つけ、右端にポート番号を記述して保存します。
    この例ではptc_dが使用するポーと番号が7789に固定されます。
    PTC Creo Parametricのライセンスファイル(license.dat)に記載されたDAEMON行の末尾に7789を追加
  3. PTCライセンスサーバーのサービスを再起動します。
    コントロールパネル>システムとセキュリティ>管理ツール の順にクリックして管理ツールを表示
    PTCライセンスサーバーのサービスを表示するために管理ツールをオープン
  4. 管理ツール内で サービス(歯車アイコン)をダブルクリックします。
    管理ツール内で サービス(歯車アイコン)をダブルクリックしますサービスコンソール画面を表示
  5. サービスコンソール画面でFLEXlm server for PTCを選択し、右クリック>再起動 を押してサービスを再起動します。
    サービスコンソール画面でFLEXlm server for PTCをを再起動します

以上の操作でPTCライセンスサーバーが使用するベンダーデーモン(ptc_d)が使用するポート番号が固定されました。


 

 

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