PTC Creoの画面をスケールするwindows_scale
本記事ではCreoのコンフィギュレーションオプションwindows_scaleについて紹介します。
windows_scale
windows_scaleはCreoの画面をスケール設定するオプションです。windows_scaleの値は0.5から1です。0.5を与えると画面の横方向と縦方向のサイズが1/2になります。1がデフォルト値となります。そのためwindows_scaleの設定がない場合は1としてCreoが起動します。
0.2のような0.5未満の値や、1.5のような1を超える値を設定された場合はこのオプションは無視されデフォルト値が与えられます。
例)windows_scale 0.5
このオプションはオプションダイアログから適用しても即座に有効にはなりません。config.proファイルに保存して、Creoを再度起動してから有効になります。
このオプションは画面横方向または縦方向だけにスケールを与えることはできません。
windows_scaleの例
以下にwindows_scaleの適用例をご紹介します。0.5では元の画面の縦横50%に、0.75では。0.5では元の画面の縦横75%で表示されます。
windows_scaleはopen_window_maximizedを上書き
Creo起動時に、スクリーン全体にCreoの画面を表示させるコンフィギュレーションオプションにopen_window_maximizedがあります。windows_scaleオプションはこのopen_window_maximizedを上書きしてしまうため、注意が必要です。
例えばopen_window_maximized yesの設定があったとしても、windows_scale 0.5の設定があれば、windows_scaleの設定が有効になりCreoの画面は全画面に表示されません。