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宮川の独り言 -71話-

独り言

2024年04月01日

宮川の独り言 -71話-

皆さんこんにちは、宮川です。早いもので、もう3月も終わり24年度が始まりましたね。23年度は、皆様にとって良いビジネスができた年だったでしょうか?アシストエンジニアとしては、いい年だったと思います。先週あたりから私の花粉症もやっと落ち着いてきましたので、本年度もよい年になる様に邁進したいと思います。

 さて、今月の独り言ですが、テレビなどで大きく取り上げられている大谷翔平のというよりも通訳の水原一平氏の話題にも少しふれておきましょう。ある朝のラジオ番組で、当初からギャンブル依存症や借金苦で色んな人にお金を借りまくっている人は、良く嘘をつくと言っていた人が居ました。その人は、だから水原氏が言っているのは、殆どが嘘だから後から出てきた情報の方が正しいと思うとコメントしていました。
 今は、何が正しいのかは、わかりませんが少なくとも高校生のころからマントラを書き、運も大事だからゴミを拾うという様な行動をしている大谷翔平氏がスポーツ賭博を行う訳がなく、どう考えても何も知らなかったと言いう事が正しいような気がします。結局、ラジオのコメンテータが言っていたギャンブル依存症や借金苦で色んな人にお金を借りまくっている人は、良く嘘をつくという説が正しいことが証明されるのかもしれませんね。

 話は、ガラッと変わりまして3月までのクールで話題になっていたドラマの話に移りましょう。『不適切にもほどがある』というドラマをご覧になっていましたでしょうか?テレビ好きな私は、毎週見ていました。このドラマは、昭和の不適切な時代に生きていた中学教師とその娘と関係者が令和にタイムスリップして、令和の行き過ぎたコンプライアンスやハラスメント問題に一石を投じるというドラマでした。(この書き方は、令和のコンプライアンスやハラスメント問題をやり過ぎだと思っている私の意見)
 このドラマを見ると昨今の世の中は、あまりにもコンプライアンスやハラスメントだと言い過ぎて本来伝えなければ、(教えなければ、)いけない事が教えられない気がします。私は、子供のころ親からよく『一を知ったら十を悟れ』と言われました。一つを教えてもらったらそれに関連することは、自分で考えて最良で対応しろという意味でしょう。
 もしかしたら、このことわざ?も今では、パワハラにあたるのかもしれません。教わっていない事は、出来ない。一つしか教わっていないので、教わった事しか出来ない。と言われたら、どうしたらいいのでしょうか?そう言ってくる若い方々が増えてきたらこの日本は、どうすればいいのでしょうか?

 欧米と同様に自分の仕事の範囲でしか物事を考えないものつくりでいいのでしょうか?他人の仕事も理解しようし、その為に自分の仕事の品質も高めると言った日本人ならではの考え方は、無くなっていくのでしょうか?
 既に言われた事しかしない仕事のあり方が当たり前になってきているような気がします。外資系の会社の様に組織がサイロ化し、仕事もサイロ化し隣が何のためにどんな仕事をしているかもわからない状況で仕事を回すという怖さ。ゾッとします。『一を知ったら十を悟れ』とは、考えろという教えでしょう。『一を知ったら一しかしない』『十やってほしかったら十を教えて』ということわざが今後は、当たり前になるのでしょうか?何だか凄い世の中になって来そうです。飲みにケーションも飲みハラになりそうですが。

 しかし、若い人の中には、怒られない(注意して、教えてもらえない)事が転職の理由にしている人も居るようですから、揺り戻しもあるのかもしれませんね。どちらにしても行き過ぎは、よくありませんのでいい塩梅(いい加減)で皆さんが対応すれば、いいのでしょう。新年度が始まり、新入社員と接する方も多いと思いますが、いい塩梅(いい加減)で行きましょう。

㈱アシストエンジニア 宮川