宮川の独り言　-68話-

明けまして、おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

　さて、年末に話題になったダイハツの不正。また、新年早々から能登半島地震・航空機事と悲しい話題からスタートした2024年です。正直今年は、台湾有事・中国経済崩壊の余波・欧米経済の悪化などの懸念があり、決して我々も含め、皆様のビジネスも安泰では、無いのかもしれません。がしかし、昨年流行った歌の様に『ケセラセラ』でなる様になるので、深く考えすぎずにやるべき事を正しくやっていきましょう。実は、その『やるべき事』を考えて実行するのが難しいのですが。。。今年一年考え抜きましょう！

　皆様年末年始は、どのようにお過ごしでしたでしょうか？私は、毎年年末は、築地での買出しと年始に家族（親・兄弟家族・子供とその家族で今年は、１２名）が集まっての新年会？というのが恒例になっています。この年末の築地での買出しでの出来事をお話ししますね。

　30日に長女と嫁の3人での買出しは、9時頃に築地に集合し、早めの昼食をお寿司屋（場所は、その場で決める。）で食べるのが、ここ最近の恒例になっています。11時前には、お寿司屋さんに並びました。当然、それほど列になっていないお寿司屋さんに。私達の前には、若い女性と小学生くらいの男の子（恐らく、親子）その前には、家族四人。私達の後ろには、見るからに外国人のカップル。20分位並んだのか？私たちの入店の番になりました。カウンターだけのいい感じのお寿司屋さん。

　店内に入ろうとすると感じのいいおばさんが『きゃっしゅ　おんりー　おっけー？』と片言の英語で聞いていました。私もつられて『Yes.　OK』と何故か英語で返事。三人並んで席に着いたら『ティ、プリーズ』とお茶が出てきました。このお店は、板さんもフロア係もご高齢なのに。。。流石に私が日本人なので日本語で大丈夫ですよと言うと『ごめんなさいね。つい癖で』との返事。その返事に『それは、すごい。Globalですね。』と返すと、『ぐろーばるって初めて聞いた。』との笑顔での返し。

　その会話をやり取りしながら、カウンターを見ていると、私たち家族ともう一つの4人家族以外は、全てアジア人（見た目）。英語と日本語の応酬で何となく通じるGlobal感。コロナ明けでのインバウンドは、恐るべしです。ふと見た隣の先ほどの親子は、帰り支度でお支払いです。男の子は、完食。お母さんは、数の子の握りを残していました。魚卵が苦手なのでしょうか？

　日本での食事は、海外から見ると最高でどんな料理でも美味しい様です。ラーメン、お寿司、てんぷらなどは、当然ですが、最近はカレーなども人気なようです。（ Youtube 情報）そう言えば、私の元上司のアメリカ人（若いが滅茶苦茶優秀）は、日本で食べる中華料理が一番安全で、美味しいと言っていましたし、同僚のフランス人は、卵かけご飯が大好きで、出張で日本に来ると必ず大量のインスタント味噌汁を買って帰っていました。

　今は、特に円安ですので安いイメージもあるのでしょうね。日本に来て、築地のような場所で日本文化に触れてもらえるのは、うれしく思いますが、流石に人でごった返して歩けないような状況になるのは、少々困ります。どうあれ、このグローバリズムは、変えられませんね。

　人の動きも経済の動きも、日本だけでどうにかなる時代は終わりましたので、この2024年色々と心配ですが『ケセラセラ』で乗り切っていきましょう。では、年初めの独り言は、この辺で。

㈱アシストエンジニア　宮川