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宮川の独り言 -46話-

独り言

2022年03月01日

宮川の独り言 -46話-

皆さん、こんにちは、早くも3月突入です。早いですね~。オミクロン・冬季五輪の次は、ロシアのウクライナ侵攻ですか。もう勘弁して欲しいです。人が起こす悲劇は、本当に勘弁して欲しいです。

 実は、今私少しビックリしています。この独り言を書くときに前の話題を斜め読みするのですが、NATOやプーチンの事を書いていますよね。内容は、別としてもやはり、色んなニュースでNATOやプーチンが話題に上がっていたという事でしょうか?さすがに1ケ月前にこの二つのワードを出していたなんて自分でもびっくりです。この戦争は、とにかく早くやめるべきです。もう、戦争なんて百害あって一利無しです。もっと、ロシアの国内で戦争反対のデモを繰り広げて欲しいものです。日本の安全保障も再検討が必要かもしれません。

 さて、今月の独り言ですが、戦争やオミクロン以外の話題を書きたいと思おもいます。昨年だったか?サントリーの新浪社長が45歳定年発言で炎上したと思いますが、皆さんこの発言について如何お思いですか?やはり、炎上に値する発言ですか?私は、こんな意見です。そもそも定年廃止・退職金廃止がいいと思っています。30年以上も外資系に勤めた経験から言うと日本の法律は、少し社会主義的な内容では無いかと思います。定年まで働いて、退職金をもらい、その後年金生活。この流れは、国が国民を可能な限り平等に守るという理念からできていると思います。その理念は、決して悪くありませんがあまりにも競争を生まない社会で活性化されないような気がします。

 確か、アメリカは、そもそも有期雇用は、違法だったと思います。(定年退職がある日本は、有期雇用ですよね。)有期雇用が違法で自分が働きたい年まで働く。基本的に退職金も無い。なので転職がし易い(何年働いたら退職金が出るなどと考えないので。)これで、労働の流動性が確保できているのです。自分の賃金が安ければ、賃金の高い所へ転職するという自然な流れができてきます。どんどん転職し、自分の賃金を上げていける環境が出来ています。ですので、賃金が上がっているというのが本当の所でしょう。別にアメリカ人の労働が効率いいわけではありません。(単なる計算上そう見えるというだけです。日本人の仕事の仕方は、基本的に差高水準だと思います。)

 正直、やはり、日本人に比べていい加減ですよ。(当然、人によりますが。)要は、定年を45歳にするという事がいいのでは無くて、そもそも定年を無くし、退職金制度も無くすことが本質の様な気がします。おそらく、これと近い意味合いで45歳定年の話をしたのだと思いますので、体のいいリストラだというのは、見当違いの様な気がします。

 賃金の話題になりましたので、もう一つ賃上げの話をしますが、岸田首相が企業に賃上げのお願いをしていますね。皆さんどう思いますか?はい、そうですかと簡単に賃上げしますでしょうか?バンダイの様に30%近く賃上げしてくれる会社もあるようですが。。。そんなお願いをするので無く、公務員の賃金をどんどん上げて、公務員の採用もどんどんして、いい人材を国の為に確保すればいいと思います。公務員がいい人材を採用してしまえば、企業は、困ってしまいます。そこで、企業は、負けずに賃上げして、いい人材を確保するしかありません。今は、公務員の給与を世の中の動向を見て決めているから日本の賃金が上がらないのです。お金は、バンバン刷っているのに国民に回らないのが一番の悲劇です。海外(外資系含め)へのいい人材が流出することも止められるはずです。足元の働き方改革(賃金含めて)が出来ていない中で一般企業にお願いは出来ません。非常に簡単なロジックだと思うのですが、皆さんいかがでしょうか?(財政赤字は、どうするんだ?という話が出てきそうですが。)自国通貨を持っている国は、他国との為替のバランスを見て自由にお金を刷れるわけですから心配はありません。実は、日本の一番の問題は、『言いたいことが言える社会主義国』だったという事でしょうか?(笑)では、また来月に。

㈱アシストエンジニア 宮川