皆さん、新年あけまして、おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、今年は、60年に一度の「壬寅(みずえの寅)」だそうです。この年は、「陽気をはらみ、春の胎動を助く」という意味がある様でこの意味からすると今年は、陽気に前向きになんでも実行することがいい様な感じですね。
さて、今年は、どんな年になるのでしょうか?コロナも3年目に入ります。昔流行したスペイン風邪は、2年で収束したことを考えるとこの手の新しいウィルスは、2年で収束に入る様ですが、収束と感じ行動を変化させるのは、人間ですのでこの情報社会では、収束が難しいかもしれません。情報が独り歩きし、その情報が人の不安を煽り、いつまでたってもコロナ不安が続くという負の連鎖を引き起こしそうで私は、心配です。スペイン風邪が流行った時代と同じような情報環境だったらもうすでに収束している気がします。
一方アメリカの株式は、順調にスタートしたようで、アップルの時価総額が3兆ドル(345兆円)に達したようです。この金額って?GDPの様な数字で全く、理解不能です。金余りにもほどがあります。このコロナ禍で本来は、今後の民主主義のあり方や資本主義のあり方など議論し、より良い世界環境(人が生きていく為の)を再構築するきっかけにして欲しいと思っていましたが、完全に元に戻る気配がしています。という事は、日本もコロナで刷ったお金をばら撒いたつけを国民に背負わせることを考えるのでしょうか?そんなバカげたことは、して欲しくないと思うこの頃です。
そうそう、皆さんご存知でしたか?実は、世界的にみると民主主義の国より権威主義の国の方が多いようなのです。(2019年にスウェーデンの調査機関VーDemが世界の民主主義国・地域が87カ国であるのに対し、非民主主義国は92カ国となり、18年ぶりに非民主主義国が多数派になったという報告をしている様です。)確かにこのコロナ禍でTOPダウン的な発想の方がいいと思うときがありますし、よく報道などでも日本の首相に対して、日本の国をどうするのかビジョンがないなどと言いますよね?首相が決めるって権威主義になりそうですしね。民主主義って言いながら日本の国をどうするか?ビジョンって言われてもむずかしいかもしれません。(選挙で国民の代表だからといいのかもしれませんけど。)そう言う意味でも新しい民主主義のあり方も必要でしょう。
どちらにしても、この2年のコロナをいいきっかけにして、国のあり方を考え直して欲しかったのですが、その可能性は、あるのでしょうか?今年は、その最後のタイミングだと思います。是非、議論をし、より良い世の中になって欲しいものです。では、今年第一弾の独り言でしたが、本年もよろしくお願いいたします。
㈱アシストエンジニア 宮川